【Ⅰ】「三日入浴していただければアトピーが‥」

「うちの温泉、以前は、三日入浴していただければアトピーが治ったんですよ」
平成15年、米国で開発された温浴施設浴槽用銀銅イオン殺菌装置の輸入販売を
手がけていた私は営業のために訪れた信州を代表する温泉の、その中でも歴史を誇る
老舗旅館の、いかにも実直そうなマネジャーの口から思いもよらない言葉を聞いたのです。
話は続きます。
残念なことに今では、その効果を失ったこと、その理由は高度成長時代に宿泊客の増加に
合わせ浴場を大型化したため湯量が足らなくなり、「掛け流し」であったお風呂を「循環式」に
変更したためである、しかし、本来の源泉の良さは今も変わらない、と‥。
当時、温浴施設を訪問するに当たり、私は、いくつかの温泉に関する文献を読んでいました。
その中で、最も興味を惹かれたのが『生きている温泉とは何か』という本でした。
この本は著者である大学教授が全国170箇所の温泉源泉を訪ね、「酸化還元電位計」なる
計測器で集めたデータを基に温泉の新しい魅力を紹介したものでした。
従来の温泉の価値は、何々に効くという「効能」でしたが、教授はそれだけでなく

○優れた温泉源泉は「還元」(若返り)力を有しており、その力は電位計で
計測することができる

○肌の酸化や還元の状態も酸化還元電位計で計測することでわかる
「還元」力のある温泉に入浴すると肌は「還元」する

○継続的な泉浴によって、年齢と共に「酸化」する一方の肌の老化を防止する効果が得られる
これこそが知られていなかった温泉の新しい魅力である

○しかし、残念なことに「循環式」の温泉は湧出直後の「還元」力に富んだ温泉水も
循環することによって必要となる殺菌剤:塩素によって大きく酸化してしまう
この塩素によって酸化した温泉に入浴すると肌は酸化してしまう

としたものでした。
温泉の抗酸化(アンチエージング)のチカラとその現状を世に知らしめたのです。
大いに感銘を受けた私は、早速、「酸化還元電位計」を購入し、営業訪問先である
温浴施設では、必ずお願いをして、温泉源泉をコップに1杯汲んでいただき、
お互いの目の前で計測をすることにしていました。
当の老舗旅館源泉の酸化還元電位は目を見張るものでした。
その数値「-186mv(マイナス186ミリボルト)」は今も忘れることがありません。
『生きている‥』に記載されたデータによれば、日本の温泉源泉における湧出直後の
酸化還元電位の平均は+100~+200mv。
数値が小さいほど還元力があることを示しますが、マイナスを示す源泉は決して多くは
ありません。
稀有な「還元」力を有する源泉と、そのエピソードとの出会いが、私のその後に影響を
与えることになります。


【Ⅱ】知人の死

私は、長い間産業用ロボットや省力機械のシステムエンジニアをしていました。

携帯電話、パソコン、デジタルカメラが大きく普及した「ITバブル」の絶頂期、
そのための設備が急がれ、超のつく繁忙な時期を送っていた私にショッキングな知らせが
もたらされました。
若い頃からお世話になっていた知人がガンに襲われたのです。
病巣が発見されたときには、すでに末期で、余命3ケ月とのことでした。
気の利いた治療のアドバイスで、わずかでも恩返しをと思うのでしたが、悲しいかな、
何も出てきません。
知人は、予告された通り、3ケ月でこの世を去ってしまいました。
正に座視するだけの息苦しいような日々でした。
ガンについても、治療についても、いや、健康についても、生命についても、何の知識も
持ち合わせていない自分にいやと言うほど気づかされたのでした。
これを契機に、ライフワークとして健康について自分なりに勉強を始めることになります。
医学の素養もない素人が手掛かりにしたのは各種の計測機器でした。
体温分布と変化を計測するためのサーモグラフィー、赤血球の挙動を見るための位相差
顕微鏡、マイナスイオン測定器、などです。
赤血球を観察していると、体に良い環境と悪い環境とでは変化するのがわかります。
体に良いとされている環境では凝固していた赤血球がサラサラ流れるように動きます。
思いつくままのテストの繰り返しで、身近にあって健康を阻害するものとして、興味の対象に
なったのは「塩素」でした。
水道水や温浴施設や水泳プールで使用されている、あの「塩素」です。
自宅のお風呂に入浴しながら塩素濃度を計測してみると、当初は0.4ppm前後を示したのが
入浴数分で濃度はゼロに近づき、30分もすると完全になくなります。
人体のたんぱく質と容易に結びつく塩素を水道水や温浴施設の浴槽や水泳プールの殺菌に
使用しているという現実に、大きな違和感と危機感を抱かざるを得ませんでした。
そんな時に、米国ではプールとスパの殺菌にNASA(アメリカ航空宇宙局)がスペースシャトルの
飲料水の殺菌用に開発した銀銅イオン殺菌装置が使用されていることを知ります。
温浴施設で当時、問題視されていたレジオネラ菌にも有効であることを知った私は、
同装置を輸入して販売することを計画し、「ITバブル」の反動の不況と海外への生産移転に伴い著しく商談が減少したビジネスを辞して、新たに企業することになります。
冒頭の信州の温泉でのエピソードは、その営業の初期の時のものです。
しかし、しばらくして理想と現実の大きなギャップを知らされることになります。
塩素殺菌に代わる殺菌装置は入浴者の健康被害を憂慮する志のある温浴施設に興味を持っていただいたものの、契約段階になると、浴槽の殺菌には、まず第一番に塩素を使用すべし、との厚生労働省、各地の保健所の手前、従来通り塩素の使用を続けざるを得ない、とする
施設が続出しました。
あまりにも大きく分厚い壁を目の前にして、事業からの撤退を余儀なくされることに
なりました。
この頃、実験や計測によって気づかされたことがありました。
それは、「健康」と「美容」は表裏一体である、ということです。
体に良いものは肌にも良い、肌に良いものは体にも良いのです。
体の老化も肌の老化も、「活性酸素」による細胞の酸化、過酸化脂質化が原因である
ことからすると当然と言えば余りに当然ともいえます。
そして、体にも肌にも良い代表的な存在が、浸かって良し、飲んで良し、の温泉であり、
そのミネラルをはじめとする天然成分の持つ、還元=抗酸化のチカラこそが、その源で
あろうと考えるようになりました。


【Ⅲ】温泉での体験

温泉のチカラに魅せられた私が温泉で仕事をすることになります。
近隣の日帰り温泉施設とはいえ、温泉法の「温泉泉源温度25℃以上」の条件だけを
満たした温泉が多い中にあって、温泉成分の条件を多数満たす本格的な温泉です。
私の主な仕事は接客をはじめとする全般です。
その合間に私の希望によって温泉水だけを原料とする肌水の研究と開発を手がけることが
叶いました。
温泉の源泉は『美人の湯』の典型でナトリウムや炭酸水素イオン、メタケイ酸を含みます。
入浴後の肌はさっぱり、しっとりとします。
さっぱり感は炭酸水素ナトリウム(重曹成分)によってもたらされますが、入浴には
好都合でも、顔につけると人によっては過度のピーリングになって皮脂膜が除去されるため、
つっばり感になってしまいます。
しっとり感を残しながらつっぱり感を弱める、この条件を満たすために炭酸水素ナトリウムを
低減すると共に、エッセンシャルオイルを添加することにしました。
「温泉水だけで」としていた私の思いには満点とはいきませんが、天然素材だけの組み
合わせで多くの方に喜んでいただける製品が完成したのです。

大勢の人が訪れる温泉施設にいると、いろんな発見があります。
まず、籠にマイ・シャンプーとマイ・リンスと洗顔フォームを入れてこられる方が多いことです。
おしゃれな容器の製品ばかりです。
店内売店では、お客様とお話しする多くのチャンスに恵まれました。
多くの方は女性ですが、年代は様々。
驚かされたことは、乾燥肌、敏感肌、アトピー肌を自認する方や肌に悩みを持つ御家族が
いらっしゃるという方が本当に多いこと。
また、化粧については商品にも使い方にも十分な情報を持っていても、肌のしくみに
ついては全く御存知ない方も少なくありません。
肌の「保湿」は乳液でしなければならないものと信じ込んでいる方も多いのです。
当然、肌の表面を覆い、内部からの水分蒸散を防ぐ皮脂膜や、その下に位置して
うるおいを保つセラミドを有する細胞間脂質と細胞からなり外部からの細菌やアレルゲン
などの異物をシャットアウトする角質層など、人間が生まれながらにして備えている自然の
保湿や保護の機能の存在などを知る方も多くありません。
もちろん、多くのシャンプー、リンスなどに含まれている石油から化学合成された
界面活性剤が、皮脂膜のみならず、角質層をも傷つけ、その機能を低下させたり、
喪失させていることなどを想像されているはずがありません。
肌が乾燥しているにもかかわらずニキビができる、いわゆる、『おとなニキビ』は無知と
無理なスキンケアが生んだ現代の奇病ともいえるのではないでしょうか。
テレビコマーシャルの影響にも驚かされます。
売店で温泉肌水のpH(ペーハー)をたずねるお客様が少なくありません。
そう、「弱酸性」を売り物にしている洗浄料のテレビのコマーシャルの影響です。
『肌は元来、弱酸性。だから、洗浄料も同じ弱酸性がやさしい』とのPRです。
肌は皮脂膜を形成して、保湿するとともに、その成分である脂肪酸などにより弱酸性を
保つことで細菌やカビから肌を守っています。
長い間、洋の東西を問わず、体の汚れを落とすのには、石けんが使われてきました。
石けんの弱アルカリ性が酸性の汚れを中和分解するのに適しているからです。
しかし、肌は常に弱酸性を保たねばならないのでしょうか。
また、アルカリ性の石けんなどを使うと肌はアルカリ性になるのでしょうか。
そんな疑問から、試しに石けんで洗顔して肌のpHを測ってみました。
結果として肌は石けん洗顔の直後に、わずかな時間だけ、わずかに中性側に変化しました。
しかし、それでも十分、弱酸性の範囲です。中性にもなりません。
その後、徐々に元に近づき、1~2時間もすれば完全に元のpHに戻りました。
人間の肌は生まれながらにして、このような機能を備えているのです。
消費者を不安に陥れるのがコマーシャルの常套手段とはいえ、その影響の大きさに
首を傾げざるを得ないのでした。

いくつもの「驚き」と共に、うれしい出来事もたくさんありました。
売店とパウダールームに、お試しボトルを置いているだけで多くの方々に温泉肌水を
お買い上げいただきました。
買われる方には、必ず、何らかの動機があります。
それが明確に、わかるのはリピート購入されるときです。
「使ってみて良かった。実は‥」と初めて本音を明かされるのです。
御自身のための場合も、お子さんや御家族のための場合もありますが、背景には、
何らかの皮膚の疾患や不調があります。
もちろん、皆さんは例外なく、様々な化粧品や医薬品などを試されています。
にもかかわらず、思うように改善せずにいたときに、たまたま訪れた温泉施設で、
たまたま見つけ、まったく心当てにせず、たまたま試用してみたところ良さそう
だったので買ってみた、そうしたら意外に良かった、という方がほとんどです。
温泉肌水は温泉源泉水にエッセンシャルオイルを加えただけのシンプルなものです。
保湿のための成分も、美容成分も入っていません。
これだけを肌につけてお手入れはオーケーとされる方も少なくありません。
温泉水の「還元」力と保湿の力よって得られるスキンケアのチカラを等身大で感じる
貴重な体験を得ることができました。


【Ⅳ】理想のスキン・ケアのための温泉水を求めて

肌(皮膚)の究極の役目は人体の内部の諸器官を保護することです。
そのため外部から紫外線やアレルゲンなどを入れないように、内部の水分を失わないように、
うるおいを伴い肌キメが整のう(細かくなる)ことが重要になります。
整った肌キメは指でなぞってみても、柔らかく弾力に富み、滑らかな感触です。
そう、定評のある温泉、とりわけ『美人の湯』で体感できる、あの「しっとり」
「つるつる・すべすべ」の感覚です。

温泉入浴前後の肌を水分計と肌酸化還元電位計で計測すると、入浴後にはうるおいを増し、
『生きている温泉とは何か』に述べられたように「還元」していることがわかります。
また、幾種類の温泉水でテストしてみることで「つるつる・すべすべ」の度合いは
肌の「還元」状態に比例していること、それは温泉水の「還元」力に比例していることが
わかりました。
「還元」力のある温泉に入ると、肌の「還元」が大きく、より、肌キメが整う、
ということです。
化粧品の多くは「つるすべ」感を潤滑成分で表面を覆うことによって得ていますが、
温泉水は、うるおいと「還元」による肌キメの向上によって得られるのです。
潤滑成分のように揮発して希薄になることも成分が酸化劣化することもなく長続きします。
また、皮膚を覆うことによる弊害もありません。

欧州の温泉水との比較もしてみました。
ミネラルウォーターは、日本では圧倒的に軟水が多いのに対して欧州のそれは硬水が
主流です。
もちろん、欧州の温泉水もほとんどが硬水です。
カルシウム、マグネシウムやナトリウム、カリウムなどをたくさん含んでいます。
これらのいずれもが、健康な体や肌に必要なエレメントです。
欧州の温泉水の魅力はここにあります。
しかし、残念なことに、これらは日本の『美人の湯』が含む炭酸水素イオンやメタケイ酸
などの美肌のための成分を多くは含んでいません。
その差は「しっとり」「つるつる・すべすべ」の手触り感にも、つけた後の肌の酸化還元電位にも
如実に表れます。

世界に誇れる日本の『美人の湯』だけを原料にして何を加えることなく、スキンケアに最適の肌水をつくりたい、と強く思うようになります。
温泉施設で定年を迎えた私は、これを機に退職し、可能性を最大限に秘めた源泉の探索と、
その加工方法の模索を開始することになりました。


【Ⅴ】『石けん洗顔』の問題点

温泉施設への来場者の様子を見ていて不思議に感じることがありました。
以前は洗顔には石けんを使用することが当たり前だったのが、昨今では、洗顔フォームが
多く使われているのです。
肌のことや排水後の環境のことを考えると、石けんが良いことはわかっています。
では、なぜ、石けんではないのでしょうか。
私なりに『石けん洗顔』の問題点を考えてみました。

①石けんの洗浄力で皮膚を覆う保湿のためのベールである「皮脂膜」が取り去られてしまうことで、新たに「皮脂膜」が形成されるまでの間、乾燥にさらされる

②洗顔に使う水道水の硬度成分(カルシウム、マグネシウム)が石けん成分である脂肪酸と
結びついて「金属石けん」を発生してしまう

③【石けん洗顔に限りませんが】 水道水の塩素の酸化殺菌力が肌を「酸化」(老化) させてしまう

の三つです。
①への対応として、多くの方々が、乳液による、実体としては油分の保護膜をつくり水分を
閉じ込める手法を日常化しています。
しかし、その乳液は、水分とそれに交わらない油分からできており、その分離を
失くすために、多くの場合、石油化学合成された界面活性剤が使われています。
就寝前に乳液を塗ると、界面活性剤や防腐剤や香料などを肌にのせたまま就寝中の長時間を
過ごすことになります。これは、かなり大きなリスクとなります。
②の「金属石けん」は肌の皮脂などと結びついて「石けんカス」となり、すすいでも流しきれず、
肌に残留して乾燥の原因となります。
この時の、つっぱり感に抵抗を感じて洗顔フォームを使用している方が多いはずです。
③の弊害は、遊泳プールから帰ると、肌が「酸化」の結果としてガサガサになることで
お気づきの方も多いはずです。
遊泳プールは塩素濃度が高いから、と特別視されがちですが、今では、水道水の塩素は
遊泳プール並の濃度になってきているのです。
これらの問題が解決できれば、安全性と環境の面でも、石けんの主成分である脂肪酸が肌の
皮脂膜形成に寄与することによる保湿向上の面でも、『石けん洗顔』が最高の洗顔法になる
はずです。
そして、これらの改善に最も近いのは『美人の湯』ではないかと思い当りました。
理由は『美人の湯』における、入浴中の肌に感じる石けんに似た「ぬるぬる」感と
その後に得られる、うるおいと「還元」の極みとも思える「しっとり」「つるつる・すべすべ」感です。
『石けん洗顔』に使える“究極の”『美人の湯』を目指して研究と開発を開始することに
なりました。


【Ⅵ】完成

まずは、原料となる、理想の温泉源泉を全国に求めて探すことからスタートしました。
理想の源泉の条件は、弱アルカリの性質をもつ『美人の湯』で
○保湿のためのナトリウムなどのミネラルとセラミドを整えるメタケイ酸
○肌に柔らかさをもたらし古い角質や皮脂を乳化する炭酸水素イオン
○肌を「還元」し肌キメを整えるミネラルをはじめとする成分
を豊富に含んでいることです。
これらの条件を満たした温泉水だけを原料にして、その温泉水に最も適した加工を
施すことにしました。
問い合わせたり、訪問したり、取り寄せしたり、調査対象の温泉水は数十におよびました。
条件を絞り込んでいたものの、いざ、集めてみるとどれもが個性的なこと。
百人百様、いや、百湯百様です。
必要条件を満たしているものの、除去が困難な不必要な成分を多く含んでいたり、
優れた温泉水ながら、変色しやすかったり、変化しやすかったり。
想定外が続きました。
一定の条件を満たしたら、各々の温泉水の成分に応じて加工を施します。
薄くしたり、濃くしたり、pHを変化させたり、特定の成分を除去したり、等々。
サンプルをつくりあげ、肌での官能テスト、水分計や肌酸化還元電位計によるテスト、
経時変化を調べるテスト、抗菌力や抗カビ力の計測のための培養テスト、と続きます。

定評がある温泉水は、いずれも例外なく肌にうるおいを与え、肌を「還元」します。
ポイントは“究極の”『美人の湯』になりうるのか、その加工方法があるのか、に尽きます。
もちろん、加工方法によってコスト、製品価格が決まりますので、加工方法が複雑に
なり過ぎないということも大きな要素になります。
品質、安定性、加工方法のバランスをにらみながらのテストが続きます。
数え切れない試行錯誤の結果、ようやく、イメージに相応しい温泉水を完成させることが
できました。
源泉が持つ、うるおいと「還元」の力を活かしつつ、「金属せっけん」を発生させる
硬度成分をうるおい成分に変換すると共に有機物を除外する製造方法を確立することで
源泉を大きくしのぐ究極の『美人の湯』をつくりだすことができたのです。
『石けん洗顔』に使えるように「軟水」化したことで、弱アルカリ性質と相まって
驚異的とも思えるほどの泡立ちを示します。
『石けん洗顔』に使うと温泉水によって導き出される肌の脂肪酸と石けんのナトリウムが
結びついて、洗顔によって失われた皮脂膜の代わりとなってうるおいを守ります。
そのため、従来、使用されていた乳液を必要としなくなります。
もちろん、「軟水」のため、「金属石けん」(「石けんカス」)を発生しませんので
肌がつっぱりを感じることがありません。
これらによって、今までと違う『石けん洗顔』を実現することができました。
『石けん洗顔』以外にも

○お化粧前のプレ・ローションとして
ナチュラル・ソフト・ピーリング効果による あとの化粧品の美容成分の浸透の向上に

○紫外線や水道水の塩素によって「酸化」した肌の「還元」のためのケアに
○うるおいの補給に
○手作り化粧水/石けんのベース水に
御利用いただけます。

この温泉水は、
Mineral  Aid  Global change in human skin health with  Ionization techniCAL system
から、と名付けました。


【Ⅶ】振り返れば

スキンケアとはまったく縁がなかった機械屋の私が、知人の死を契機にして健康に
興味を持ち、様々な計測機器を使用して健康の条件を模索します。
水道水に使われている塩素の存在に気づき、その「酸化」による弊害を知ることになります。
やがて「酸化」と、それを、くい止める「還元」の世界に引き込まれていきます。
優れた温泉は、大きな「還元」力を持ち合わせていることを知り、温浴施設での
体験や酸化還元電位の計測で、そのチカラを目の当たりにすることになります。
温泉施設での温泉肌水の開発と店頭での販売を通して、温泉水、とりわけ『美人の湯』の
持つうるおいの力と「還元」の力が、ベーシックスキンケアの基本:「肌キメを整える」ことに極めて
有効であることを確信することになります。
世界に誇れる日本の『美人の湯』だけを原料にして何を加えることなく、スキンケアに最適の肌水ができるはず、それをつくりたい、との一念で全国の『美人の湯』を調べることになります。
そして、最適と思えるの源泉と最適と自負できる加工方法を生み出すことによって、ようやく、
完全無添加温泉化粧水 MAGICAL Spa Waterを完成させることができました。
その道のりには先駆者もなく、手探りの連続でしたが、ひとつの発見や感動に心を動かされながら一歩そして一歩と進むことで目指す世界にたどり着いたとの思いが実感です。
ふと、気がつけば、冒頭の「うちの温泉、以前は、三日入浴していただければアトピーが治ったんですよ」との温泉旅館のマネジャーの話との出会いから、ちょうど十年の歳月が経っていました。


温泉科学研究所
所長 青木直人

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